ESTJ(幹部)の特徴を3つ挙げるとすれば「組織力」「責任感」「意志の強さ」です。
それぞれについて具体的に解説します。
ESTJの特徴 ①:組織力がある
ESTJの人は、チームを組んで仕事やイベントなどのミッションを遂行することを得意としています。
単独行動よりもチーム行動が向いており、チームの中で主体的に活動することができます。
目標を設定する
ESTJはチームの目標を設定することに長けています。
例えば新しいプロジェクトが始まる際、ESTJは率先してチームビルディングに努め、プロジェクト全体が同じ方向に向かって進むことができるようにします。
チームメンバーよりもチームリーダーに向いた性格といえるでしょう。
リソースの最適化
ESTJはチームの主体的なメンバーとして能力を発揮します。
例えば、人材や予算などのリソースを適切に割り当て、無駄や重複が発生しないような組織を作り、プロジェクトを遂行します。
効率的に仕事を進めるために、ESTJは必要不可欠な人材といえます。
時間管理
リーダーの能力として欠かせない要素の一つに、タスクの優先順位付けと時間管理があります。
ESTJは細やかなタスクの分配やスケジューリングを苦にせず、効率的に時間を使うためにどうすればよいか、根気強く考え抜く辛抱強さを持っています。
ESTJの特徴 ②:責任感がある
ESTJの人は人の集まりやグループを作った際、リーダー的な役割を担うことが多いです。
その際、ESTJは強い責任感を持ってリーダーシップを発揮できる性格とされています。
約束を守る
ESTJはとても責任感が強く、「一度決めた約束や期限を守ろうとする」性格です。
明確な目標や納期、期限などを設定すれば、ESTJを中心としたチームは周囲の期待に応えるために最善の努力をします。
自己管理とメンバーサポート
責任感が強いESTJは自己管理が得意です。
無理をして体を壊したり、メンタルにダメージを負うことが周囲にどのような影響を与えるかしっかりと理解しています。
また、ESTJはチームメンバーとなっている仲間のサポートにも余念がありません。
一貫した行動を取ることで、ESTJは周囲からの信用を得ることができます。
ESTJの特徴 ③:意志が強い
ESTJの人々は自分なりの信念を持ち、強い意志を持って仕事や勉強に取り組むことができます。
自信と決断力
ESTJは自分自身に対する自信に満ちあふれており、その自信に基づいた強固な決断力を持っています。
チームの目標達成のためには迅速な決断が不可欠ですが、リーダーとしてのESTJはプロジェクトやチームの方向性を決定し、自信を持ってその決断を行動に移すことができます。
ESTJのリーダーシップはチームメンバーに安心感を与えます。
困難をチャンスと捉える
意志の強いESTJは困難な状況にも臆することなく立ち向かいます。
プロジェクトが予想外の困難に直面した場合でも、ESTJは冷静さを保ち、問題解決に向けてチームをリードします。
彼らの困難をチャンスと捉え、前向きに立ち向かう姿勢は周囲の人々に良い影響を与えるでしょう。
ESTJ(幹部タイプ)の日本人における割合
16 personalitiesの公式サイトによると、「ESTJ(幹部タイプ)」の日本人における割合は「3.4%」となっています。
3.4%
(13位/全16タイプ中)
<内訳>
ESTJ-T:1.09%
ESTJ-A:2.30%
全16タイプ中の13位なので、ESTJは日本人には少ない性格タイプです。
<参考> 日本における16性格の割合ランキング
1位 INFP(仲介者) 16.4%
2位 ENFP(運動家) 13.8%
3位 INTP(論理学者) 7.2%
4位 ISFJ(擁護者) 6.8%
4位 INFJ(提唱者) 6.8%
4位 ESFJ(領事) 6.8%
7位 ISFP(冒険家) 6.7%
8位 ESFP(エンターテイナー) 6.0%
9位 ENFJ(主人公) 5.6%
10位 ENTP(討論者) 5.2%
11位 INTJ(建築家) 3.7%
12位 ISTJ(管理者) 3.6%
13位 ESTJ(幹部) 3.4%
14位 ISTP(巨匠) 2.9%
14位 ESTP(起業家) 2.6%
14位 ENTJ(指揮官) 2.6%
また、世界全体で見た場合、ESTJの割合が高い国と低い国、それぞれ上位10か国は次の通りとなっています。
(出典:16Personalities)
ESTJ(幹部タイプ)の有名人
「ESTJ(幹部タイプ)」とされている有名人は下記の通りです。
- ジョン・ロックフェラー(アメリカの石油王)
- フランク・シナトラ(アメリカのジャズミュージシャン)
- リンドン・ジョンソン(アメリカ合衆国36代大統領)
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