ESFP(エンターテイナー)の特徴を3つ挙げるとすれば「社交的」「冒険心」「自己表現」です。
それぞれについて具体的に解説します。
ESFPの特徴 ①:社交的
ESFPの人の特徴の一つは「社交的である」ことです。
コミュニケーション力が高く、誰とでも仲良くなれ、関係性を築くことができるでしょう。
また、常にポジティブ思考を持っているため、プレッシャーがかかる場面や悩みがちな局面であっても、前向きに行動することで道が開けることが多く、周囲の人間から褒めらたり尊敬を集めることも多いです。
その一方、どちらかというとナイーブになりやすい一面もあります。
失敗が続いたりコミュニケーションがうまくいかなかったりすると、立ち直りまでにやや時間がかかる可能性もあります。
ESFPの特徴 ②:冒険心が豊か
ESFPは冒険心にあふれている性格タイプです。
決められた何かをするよりも、新しいものを探して行動する傾向があります。
どちらかと言えば「今を生きる」性格であり、目の前の楽しさを何よりも重要視するという価値観を持っています。
仕事でもプライベートでも、計画を立てて行動することはちょっと苦手。
興味があることに対する爆発的な行動力がある一方で、長期的に物事を捉え、スケジュールに従って行動するのは苦手です。
ESFPと一緒に仕事をする人は、この一面をしっかりと理解してあげることが重要と言えるでしょう。
ESFPの特徴 ③:自己表現が得意
ESFPは「S(感覚型)」という性格要素を持っており、物事を考える時に直感を大事にする傾向があります。
また、面白そうなこと、楽しそうなことを直感的に察知する嗅覚にも優れており、周囲の人から見ると「いつも楽しそうにしている」と思われることもあります。
芸術的なセンスにも優れている傾向があり、自己表現力も高いためクリエイティブな仕事が向いているでしょう。
また、ESFPがエンターテイナーと呼ばれるのは、常に周囲の人を笑顔にさせたり、楽しい気持ちにさせてくれるようなユーモアとコミュニケーション能力を兼ね備えているためです。
自然と周りの人にそのポジティブシンキングが伝播していくので、ESFPの周りはいつも賑やかです。
ESFP(エンターテイナータイプ)の日本人における割合
16 personalitiesの公式サイトによると、「ESFP(エンターテイナータイプ)」の日本人における割合は「6.0%」となっています。
6.0%
(8位/全16タイプ中)
<内訳>
ESFP-T:3.1%
ESFP-A:2.9%
全16タイプ中の8位なので、ESFPの人数は日本人の平均くらいです。
<参考> 日本における16性格の割合ランキング
1位 INFP(仲介者) 16.4%
2位 ENFP(運動家) 13.8%
3位 INTP(論理学者) 7.2%
4位 ISFJ(擁護者) 6.8%
4位 INFJ(提唱者) 6.8%
4位 ESFJ(領事) 6.8%
7位 ISFP(冒険家) 6.7%
8位 ESFP(エンターテイナー) 6.0%
9位 ENFJ(主人公) 5.6%
10位 ENTP(討論者) 5.2%
11位 INTJ(建築家) 3.7%
12位 ISTJ(管理者) 3.6%
13位 ESTJ(幹部) 3.4%
14位 ISTP(巨匠) 2.9%
14位 ESTP(起業家) 2.6%
14位 ENTJ(指揮官) 2.6%
また、世界全体で見た場合、ESFPの割合が高い国と低い国、それぞれ上位10か国は次の通りとなっています。
(出典:16Personalities)
ESFPは東南アジアに多く、ヨーロッパで低い傾向があるようです。
ESFP(エンターテイナータイプ)の有名人
「ESFP(エンターテイナータイプ)」とされている有名人やキャラクターは下記の通りです。
- マリリン・モンロー(ハリウッド俳優)
- エルトン・ジョン(ミュージシャン)
- エルヴィス・プレスリー(ミュージシャン)
- マジック・ジョンソン(バスケットボール選手)
- セリーナ・ウィリアムズ(テニス選手)
- ジャック・ドーソン(タイタニックの登場人物)
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