ISFJ(擁護者)の特徴を3つ挙げるとすれば「気配り上手」「優秀な参謀」「責任感」です。
それぞれについて具体的に解説します。
ISFJの特徴 ①:気配り上手
ISFJの人の特徴の一つは「気配り上手である」ことです。
ISFJは他者の感情の変化や欲しているものに対して敏感であり、配慮深い性格を持っています。
彼らは周囲の人々を思いやり、自己犠牲を惜しみません。
他者の感情を理解する
ISFJは他者の感情や心情の変化に対して非常に敏感です。
彼らは相手の気持ちを読み取り、何をしてあげたらよいか瞬時に見極めます。
例えば友人や家族が困難な状況に直面しているとき、ISFJの人々は共感するだけでなく、励ましの言葉や思いやりの行動を通じて彼らを助けようとします。
時としてやり過ぎてしまい、「おせっかい焼き」と言われてしまうことがあるかもしれません。
ISFJの特徴 ②:優秀な参謀役である
ISFJの人はサポーターとしてリーダーを支えることが得意です。
「奉仕の精神」を持ったISFJはチームの参謀として活躍が期待される機会が多いでしょう。
リーダーより参謀タイプ
ISFJは他者を支えることに対して喜びを感じるタイプです。
リーダーとして周囲の人をグイグイ引っ張っていくというよりは、リーダーの側でアドバイスをする参謀役が合っています。
決して目立ちたがり屋な性格ではないため、集団のリーダーとしての立ち振る舞いを求められるとストレスを感じてしまうかもしれません。
バランス感覚に優れている
ISFJの人々は決して自己犠牲だけに囚われた振る舞いはしません。
自分自身の健康や幸福も大切にする傾向が強く、適切なバランスを保ちながら他者のニーズを満たし、自分自身も満たされることを目指します。
仕事だけではなく家庭や友人関係などのプライベートの面においても、ISFJは自分の時間をしっかりと確保し、バランスの取れた生活を送ることを目指します。
ISFJの特徴 ③:責任感が強い
ISFJの3つ目の特徴は「責任感が強い」点です。
義務と責任を果たそうとする
ISFJの人は、「義務」や「責任」を重んじることができます。
そして、自分自身に課せられた義務や責任を果たそうと努めます。
求められた納期や品質に対して、できる限り応えようと努力する前向きな姿勢は周囲からの評価につながる一方、頑張り過ぎて疲れてしまうことがあるかもしれません。
ISFJの人と同じチームで仕事をするメンバーは、ISFJのその特徴を理解することが重要です。
例えば、作業計画を一緒に立てる、タスクの割り振りを柔軟にアップデートする、といった仕事のやり方を工夫することで、チームの目標達成を実現することができるでしょう。
組織への貢献と高い信頼
ISFJは組織やチームの目標達成に向けて積極的に貢献することができます。
この行動が信頼できるチームメンバーとしての地位を築きます。
ISFJの人々は総じて責任感が強いため、適切な管理さえあれば組織やチームの成功にとって重要な役割を果たすことができるでしょう。
ISFJ(擁護者タイプ)の日本人における割合
16 personalitiesの公式サイトによると、「ISFJ(擁護者タイプ)」の日本人における割合は「6.8%」となっています。
6.8%
(4位/全16タイプ中)
<内訳>
ISFJ-T:4.30%
ISFJ-A:2.52%
全16タイプ中の4位なので、ISFJは日本人にかなり多い性格タイプです。
<参考> 日本における16性格の割合ランキング
1位 INFP(仲介者) 16.4%
2位 ENFP(運動家) 13.8%
3位 INTP(論理学者) 7.2%
4位 ISFJ(擁護者) 6.8%
4位 INFJ(提唱者) 6.8%
4位 ESFJ(領事) 6.8%
7位 ISFP(冒険家) 6.7%
8位 ESFP(エンターテイナー) 6.0%
9位 ENFJ(主人公) 5.6%
10位 ENTP(討論者) 5.2%
11位 INTJ(建築家) 3.7%
12位 ISTJ(管理者) 3.6%
13位 ESTJ(幹部) 3.4%
14位 ISTP(巨匠) 2.9%
14位 ESTP(起業家) 2.6%
14位 ENTJ(指揮官) 2.6%
また、世界全体で見た場合、ISFJの割合が高い国と低い国、それぞれ上位10か国は次の通りとなっています。
(出典:16Personalities)
ISFJ(擁護者タイプ)の有名人
「ISFJ(擁護者タイプ)」とされている有名人やキャラクターは下記の通りです。
- エリザベス2世(イギリス女王)
- ビヨンセ(ミュージシャン)
- アン・ハサウェイ(俳優)
- ハル・ベリー(俳優)
- ワトソン博士(シャーロック・ホームズシリーズ)
- キャプテン・アメリカ(アメコミに登場するヒーロー)
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