INFPはなぜ「社会不適合」と言われてしまうのか?

INFP_社会不適合

性格タイプ「INFP」といえば感受性の高さ、繊細さ、独創性に富む、といった特徴があります。

そんなINFPは時として「社会不適合者」とみなされてしまうことがありますが、その理由について考察しました。

目次

INFPが「社会不適合」と言われる理由5選

INFPの人がなぜ「社会不適合者」と言われてしまうのか、その理由は下記5点にあります。

理想主義で現実を見ない

INFPの最も有名な特徴と言えば「理想主義」な点です。

他人から見れば突拍子もないような理想や夢を語り、引かれてしまうのが残念ながらINFPの特徴といえます。

普通の人は仕事やプライベートで常に現実を見ながら日々を生きているのに、INFPはそんなことはお構いなしに理想や夢を追い続けることがあるため、「社会不適合」とみなされてしまうことになります。

マイペースで協調性がない

また、INFPは一般的に「協調性がない」と言われることも多いです。

INFPの性格要素の一つであるP(知覚型)というのは、物事に対して常に自分のペースで理解を深め、じっくり取り組む傾向があります。

他人のペースに巻き込まれることなく、常にマイペースを維持するのは一見メリットが大きいように見えますが、裏を返せば「人の意見を聞かない(=協調性がない)」ということです。

この性格のせいで、INFPの人は周囲から「アイツは何様なんだ」「自己中なヤツだ」などと言われてしまうこともあるようです。

ネクラで社交性がない

INFPの性格要素の一つであるI(内向的)は、大人数でワイワイやるよりも一人で黙々と何かについて考える傾向があります。

この性格タイプの人は独創的なアイデアを発揮したり、小説家や漫画家、俳優などといったアーティストとして大成する可能性もありますが、共通する特徴は「自分の考えに絶対的な自信を持っている」「社交性が圧倒的に不足している」点にあります。

他者への配慮がなく、他人にどう思われるかという観点が欠けているため、独りよがりになったり、集団の中で孤立することがあります。

そのため、INFPが社会不適合者として扱われてしまうことにつながります。

保守的で柔軟な思考ができない

INFPは「臨機応変さに欠けている」という評価を下されることがあります。

決められた何かを黙々とこなすことは得意ですが、問題や課題が急に発生したときにアドリブで対応策を考えたり、周囲の人を巻き込んでアクションを取ることは苦手とされています。

意外にも保守的な考え方を持っており、世の中の変化に対して柔軟に対応することが苦手なタイプ。

チームワークがない

INFPは単独行動が得意です。

逆に、誰かと協調して何かを実行したり、チームワークを活かして困難に対応するようなことは苦手とされています。

いつも一人で行動しているので、いざチームを組んでやれ、と言われてもどうしたらいいかわからず、途方に暮れてしまいます。

周囲の人が何を考えているか、何をしてほしいのかを察することができないため、INFPに振り回されてチームが崩壊してしまった経験がある人もいるかもしれません。

このような場合、無理にINFPに対してチームに溶け込ませようとせず、INFPには一人でこなせる仕事をお願いし、他の人がやれることをやる、という役割分担が重要です。

まとめ

この記事ではINFPが「社会不適合者」と言われる理由について考察しました。

INFPはマイペースで自由気ままに行動する性格タイプです。

基本的には人畜無害な存在ですが、集団の中に入ると孤立する傾向にあるようです。

周囲にINFPがいる人は、その性格をしっかりと理解してあげることが重要といえるでしょう。

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